副流煙に導かれ、行きつく先は血反吐の地獄
禁煙ブームが日を増すごとに高まっているこのご時世に、真っ向から反発するチェゲバラ的精神で喫煙者をやらせてもらっている山田ボールペンでございます。
吸い始めたのは忘れもしない2017年3月9日の夜の新宿のカプセルホテルにてでございまして、あるたった1人の男がとった行動により私は毎月1万円ほどを毒に返る生活を送っております。
大学時代は、タバコとは距離を取って生活させていただいており、むしろ嫌いよりだった気がします。そんな私が今や毎日ニコチンと肩を組んで生活するようになっているのですから、人間というものはわからないものです。
「タバコの何がそんなにいいの?」と聞かれれば、屍のように硬直して黙るしかなく、自分でもなぜ吸っているのかはあまり理解はしていません。
「美味しい」とか「気分転換になる」とか正直あまりピンとこないんですよね。
というよりも、何となく自分の中でのテレビマンや作家・芸人さんのイメージがバカバカ煙草を吸って、喫煙所で最近かいた女の話をしているイメージで、そんな業界人に憧れて見様見真似で煙草を吸い続けている気がします。
だから喫煙所なんかで私が「この銘柄がうまいねやぁ~」とか言うてても、味の良し悪しなんて1ミリも理解してないと思ってください。つまり私は煙草を吸っているんじゃないんです。煙草を吸うという行為に酔いしれているだけなんです。煙草にとりついているイメージを吸っているんです。むしろ私は煙草に吸われているんです!
ね、意味わからないでしょ。これも全てタールやニコチンの過剰摂取による弊害だと思います。全部煙草のせいです。
まぁ結局何が言いたいかというと、煙草なんて吸わない方がいいってことです。